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【ニュース&トレンド】: 2015年12月号

文字に頼らずユーザーと向き合う

テクニカルコミュニケーション

2015年12月18日(金)

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2015年秋に発売した海外向け「ウォークマン」の取扱説明書の表紙。文字に頼らず、イラストで使用手順などを伝える新しいコミュニケーション
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開くとA3サイズになる。左の灰色の部分で同梱品と充電方法を紹介。青色の部分で操作手順を示した。上から1「表示言語の選択」、2「音楽転送」、3「音楽再生」の説明。裏面もある

 ソニーの海外向け「ウォークマン」が、新たな取り組みをスタートさせた。商品に同梱する取扱説明書から文字をなくすという試みだ。

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従来の海外向け「ウォークマン」の取扱説明書。1つの商品に8言語8冊の取扱説明書が付属し、ユーザーは読めるものを選んで使用していた

 2015年秋に発売した最新の海外向けウォークマンには、青い表紙の取扱説明書が1冊だけ付いている。この新しい取扱説明書は、ユーザーとのコミュニケーションのすべてをグラフィックに委ねている。文字の代わりにイラストで充電方法や操作手順などを紹介し、「読んで理解する」から「見て理解する」コミュニケーションに変更したのだ。こうすることで、ユーザーの使用言語に関わらず、より多くの人々に伝わるものになると考えた。

 従来の海外向けウォークマンでは、1商品につき、8言語8冊の取扱説明書を用意していた。ユーザーは、8冊の中から自分が読める言語を選ぶのだ。今回のテキストレス化によって、8冊必要だった取扱説明書が1冊になる。これにより、使用する紙を年間5t削減でき、パッケージの小型・軽量化、輸送コスト抑制にもつながると言う。

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